• 連続するカーブをクリアしていく参加者
  • 懸命にペダルをこぎ、レインボーラインを駆け登る参加者=25日、美浜町日向
  • 激しい息づかいで先行者に食らいつく参加者もいた
  • 坂を駆け登る参加者
  • 完走し、山頂公園駐車場で談笑する参加者
連続するカーブをクリアしていく参加者

 福井県美浜、若狭両町にまたがる県道三方五湖レインボーラインを自転車で上る「若狭路レインボーヒルクライム」(福井新聞社後援)が6月25日、開かれた。県内外の約290人がエントリー。五湖や日本海などの大自然を感じながら頂上を目指して懸命にペダルをこいだ。

 五湖周辺の活性化に取り組む「三方五湖DMO」が主催。海と湖を一度に楽しめるヒルクライムのコースは全国的にも珍しいという。

 フルとハーフの2種類。ハーフは美浜町日向から山頂へ向かう累積標高317メートルの4・2キロ(区間A)を駆け登る。フルは区間Aと若狭町海山から山頂への累積標高303メートルの4・8キロ(区間B)の合計タイムで競った。

 日差しはきつくなく、さわやかな風が吹く絶好のコンディション。それでも終盤は息が荒くなり、苦悶(くもん)の表情を浮かべる参加者もいた。ハーフに出場した大野市陽明中1年の児童は「思っていた以上に傾斜がきつくカーブも多くつらかったけど、ゴールは気持ちよかった。登り切れてうれしい」と話していた。

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