福井県小浜市田烏の国立若狭湾青少年自然の家に面した海岸で6月26日、“海開き”が行われた。野外学習で訪れた県内外の児童約60人が、一足早く自然の中での初泳ぎを楽しんだ。
海岸は同自然の家利用者専用。この日は地元の内外海小5、6年生児童と、2泊3日の日程で施設を利用している京都府南丹市美山小5年生児童が参加した。
海開き式では、同自然の家の所長が「きれいな若狭の海を思いっきり楽しんで」とあいさつ。児童代表は「海水浴に来たことがなく海に入るのがすごく楽しみ」と述べた。
職員の合図で子どもたちは一斉に海に駆けだし飛び込んだ。この日は気温28度、水温22度と、海開きには最適のコンディション。海水につかった児童は「気持ちいい」と沖に設置された飛び込み台まで泳いだり、砂遊びをしてはしゃいだりしていた。美山小の児童は「海で泳ぐのは初めて。しょっぱいし波がありプールで泳ぐのとは違って楽しい」と話していた。
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