福井県嶺南地域の食材を活用した「敦賀・若狭フェアinリーガロイヤルホテル(大阪)」が2月末まで、大阪市の同ホテルで開かれている。若狭ぐじの焼き物や敦賀真鯛(まだい)を使ったアクアパッツァなどの特別メニューがホテル内の複数のレストランで提供されている。
フェアは、関西圏で若狭路の産品の認知度向上やブランド力強化、販路拡大を図ろうと、嶺南広域行政組合が同ホテルとタイアップして昨年に続き実施。5店舗が参加しており、昨年10月にはシェフら関係者が産地を視察した。
「日本料理 なかのしま」は、若狭ぐじにかつおだしや淡口しょうゆなどを合わせてかけながら、皮目をパリッと焼き上げ、カラスミをたっぷり乗せて仕上げた。会席料理の一品として提供する。美浜町の銘酒「早瀬浦」も頼める。
「オールデイダイニング リモネ」の「昆布香る敦賀真鯛と魚介のアクアパッツァ」は真鯛を昆布水につけ込んでから焼き上げ、貝や野菜などと煮込んでうま味を凝縮させた。ディナービュッフェの一品として食べられる。若狭まはたを使ったアクアパッツァも単品注文限定で用意した。
特別メニューの提供方法、期間はレストランごとに異なる。問い合わせは同組合=電話0770(23)4100。
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