• 子どもにプレゼントを手渡す高崎さん(右)=15日、敦賀市こどもの国
  • サンタクロースにふんし、子どもたちを喜ばせる高崎さん=15日、敦賀市こどもの国
  • サンタクロースにふんし、そりに乗って登場する高崎さん=15日、敦賀市こどもの国
  • サンタクロースにふんし、親子を盛り上げる高崎さん
  • 高崎さんからプレゼントを受け取り笑顔を見せる親子
  • サンタクロースにふんし、親子を盛り上げる高崎さん(右)
子どもにプレゼントを手渡す高崎さん(右)=15日、敦賀市こどもの国

 福井県敦賀市の名物サンタクロース、高崎三蔵さん(91)が12月15日、市こどもの国のクリスマス会に登場した。「子どもたちが笑顔で迎えてくれるから頑張れる」と電動そりに乗ってプレゼントを運び、親子連れを喜ばせていた。

 1989年、孫が通っていた保育園でサンタにふんしたことがきっかけ。普段は市立敦賀病院の交通整理員を務め、クリスマスが近づくと赤い衣装を身にまとう。多い年は8回の訪問依頼がある人気ぶりで、こどもの国の訪問は33回目。

 この日は未就学児と保護者ら約50人が参加した。市職員が「サンタさーん」と呼び掛けると、発光ダイオード(LED)やトナカイを飾り付けた電動カートのそりに乗って“高崎サンタ”が入場。「メリークリスマス!」と声を上げ会場を盛り上げると、子どもたちと手をつないだりおもちゃを配ったりしていた。

 帰り際には「また来年も頑張って来るよ」「コロナに負けないよう頑張ろう」と呼び掛けた。園児は「サンタさんかっこよかった。会えてうれしい」と話していた。

 91歳現役の高崎サンタは「まだまだ元気な間は続けていき、皆さんに喜んでもらえたらありがたい」と話していた。

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