
御開帳された「聖観世音菩薩」に手を合わせ見入る参拝客ら=16日午前8時55分ごろ、若狭町三方の三方石観世音(横山真一撮影)
次々と訪れる参拝客=16日、若狭町三方の三方石観世音(横山真一撮影)
境内の馬場で行われた護摩行=16日、若狭町三方の三方石観世音(横山真一撮影)
山伏の格好をして参道を行進する若狭町内の住職ら=16日、若狭町三方の三方石観世音(横山真一撮影)
御開帳された「聖観世音菩薩」に手を合わせ見入る参拝客ら=16日午前8時55分ごろ、若狭町三方の三方石観世音(横山真一撮影)
御開帳された「聖観世音菩薩」に手を合わせ見入る参拝客ら=16日午前8時55分ごろ、若狭町三方の三方石観世音(横山真一撮影)
福井県若狭町三方の三方石観世音で10月16日、不動岩に彫られた本尊「聖観世音菩薩(ぼさつ)」の33年に一度の御開帳が始まった。手足の病に御利益があるとされる菩薩をひと目見ようと、県内外から多くの参拝客が訪れた。20日まで。
本尊は約1200年前、諸国を行脚していた弘法大師が訪れ、一夜で岩に彫ったと伝わる。夜明けを告げる鶏の鳴き声を聞き、右手首から先が未完成のまま立ち去ったとされている。片手のない菩薩は、手足の病に御利益があるとされる。御開帳は1993年以来。
16日は法要が営まれた後、午前9時前から参拝客が次々と本堂へ上がり、本尊にそっと手を合わせ見入っていた。境内に立てられた回向(えこう)柱と本尊を結ぶひもを触ると本尊を触ったのと同様とされており、多くの人が柱やひもに触れていた。
この日は若狭町内の住職らが山伏の格好をして参道を行進。境内の馬場(ばんば)で行われた護摩行は多くの参拝客が見守り、にぎやかな雰囲気に包まれた。33年前も参拝した神崎さんは「痛みのある足がこれ以上悪くならないようにとお祈りした。観音様は柔和な表情をしていて、見ることができて良かった」と笑顔で話した。
入り口から本堂までは約750メートルの上り坂が続くため、地元区民でつくる実行委員会は期間中、足の不自由な人を対象にした送迎車を運行している。車いす利用者には通行許可証を発行し、本堂まで車で上がれるようにしている。
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