宵宮勢揃いで盛り上がる小浜放生祭=19日午後4時半ごろ、小浜市白鬚(高橋新流撮影)

 若狭地方最大の秋祭り「小浜放生祭(ほうぜまつり)」が9月19日、小浜市中心部の小浜地区で始まった。秋晴れの下、山車(やま)や大太鼓、獅子、神楽といった演(だ)し物が地区内を巡行。笛や太鼓、かねを響かせながら、まちを華やかに彩った。

 小浜放生祭は同市男山の八幡神社の例大祭。380年余りの歴史があり、県無形民俗文化財に指定されている。同地区の24区が半数ずつ隔年で出番を務める。

 午前8時半ごろから八幡神社で神事が営まれた後、神楽の鹿島区を皮切りに各区が順次宮入りし、演し物を奉納した。各区の本陣などの巡行では、道中で演し物同士が出くわすと、競うように力強い演奏を披露する「打ち合い」もあり、観衆を沸かせた。

 午後4時ごろからは、市まちの駅・旭座周辺に演し物が集結する「宵宮勢揃(せいぞろ)い」が行われた。大勢が見守る中で各区が祭り囃子(ばやし)を響かせ、会場は祭りの熱気にあふれていた。

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