威勢のいい声が響いた初市=5日、敦賀市蓬莱町の敦賀水産卸売市場

 福井県敦賀市蓬莱町の敦賀水産卸売市場で1月5日朝、初市が開かれた。水揚げされたばかりの新鮮な魚を前に競り人が声を上げると、仲買人が指で買値を示して次々と競り落とし、港町が熱気に包まれた。

 初市に先立って行われた年賀式には、県漁連関係者や仲買人ら約40人が出席した。県漁連敦賀支所の支所長は、5日早朝にあった豊洲市場(東京)の初競りで、243キロの青森県大間産クロマグロが5億1030万円で競り落とされたことに触れ「敦賀の市場でも活気のある競り値がつくよう、仲買人の方に協力をお願いしたい。今年1年の大漁、商売繁盛を祈念する」とあいさつした。

 米澤光治市長は「敦賀の新鮮な魚を市民のみならず全国に届けていただき心から感謝する。市としても、みなさんと一緒に敦賀の水産業を盛り上げられるような取り組みを今後もやっていきたい」と力を込めた。出席者全員で三本締めを行い、新年を祝った。

 この日は午前8時にサイレンが鳴り、初競りがスタート。しけの影響で4日の定置網漁がほとんど出漁できず入荷は例年より少なかったものの、敦賀湾や若狭湾などで水揚げされたメジやサワラ、寒ブリ、アオリイカなどがずらりと並び、競り人の威勢のいい声が響き渡っていた。

(※福井新聞社提供。無断転載を禁止します。記事に関するお問い合わせは福井新聞社へ。)