茅の輪をくぐり、けがれを落とす参拝者=30日、敦賀市の気比神宮

 今年上半期の罪やけがれを落とす「夏越大祓(なごしのおおはらえ)式」が6月30日、敦賀市の気比神宮で営まれた。市民ら約100人がカヤで編まれた「茅(ち)の輪」をくぐり、心身を清めた。

 新型コロナウイルス感染防止のため、昨年に続き全ての神事を屋外で行った。

 1列に並んだ参拝者は、拝殿前に設けられた直径約2・5メートルの茅の輪を3回くぐった。毎回参加している敦賀市の男性は「新型コロナが早く収まりますようにと願いを込めた」と話していた。

 茅の輪は7月7日午前まで設置する予定。
 

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