福井県大飯郡おおい町の一大イベント「第28回若狭おおいのスーパー大火勢(おおがせ)」(福井新聞社後援)が9月10日夜、同町成海のうみんぴあ大飯エリアで開かれた。真っ赤なたいまつの炎が夜空を明るく染め、住民や観光客を魅了した。
新型コロナウイルスの影響で規模を縮小し、3年ぶりに開催した。
午後7時55分ごろ、広場に横たわった高さ20メートル、重さ1トンの巨大たいまつを若衆が引き起こし「悠久の炎」を点火。水をかぶった若衆が「ヤーッサー」とかけ声を上げながらたいまつを力強く回転させると、火の粉が飛び散りながら炎の渦ができ上がった。
たいまつの回転に合わせて色とりどりの花火も打ち上げられ、大火勢を盛り上げた。