「食」からみる日本のすがたを考える

小浜市

世界無形文化遺産である「和食」には、魅力ある日本の食材や料理だけにとどまらない、日本人の精神性や食に関連する暮らし方も包括されている。そこで、それらを学び体験する中で、日本に対する理解を深め誇りを高めると同時に、世界との比較の中でグローバルな視点を持つ機会とする。また、現在の日本が抱えている諸問題に着目し、福井県小浜市が2000年から取り組み続けている「食のまちづくり」の事業の事例をもとに、深く掘り下げその解決策を探る。

学習のポイント
・「食」とは、誰にとっても身近であり日常的なものですが、その在り方が、様々な分野に関連する重要なテーマであることが理解できると、問題意識が持て、食への向き合い方が変わります。
・「食」が様々な分野に関連するテーマであることから、子どもたちの視野が広がり、将来の学びや職業のイメージにつながります。

【事前学習】
世界無形文化遺産「和食」とはどのようなものか
小浜市の取組む「食のまちづくり」について知る
農業や漁業など一次産業における課題を調べる

【現地学習】
プログラムの流れ
1日目 食のモノづくり体験及び食文化館見学【60~120分】または、スマート農業見学【60分】とトマト収穫体験【60分】・カヤック体験【120分】▸夕食・民宿の方との語る会【120分】・漁家民宿泊
2日目 釣り&さばき体験&昼食【180分】

①御食国若狭おばま食文化館
各学校の希望に合わせた調理体験や、若狭塗箸の研ぎ出し体験ができます。箸づかい講座など、関連した講座も可能です。
(受入可能人数・料金)箸研ぎ体験75名 1,300円/1名、館内案内20名 300円/1名、食に関する講座20名 500円/1名

②若狭の恵
大規模園芸ハウスやスマート農業関連の見学。トマト収穫体験ができます。
(受入可能人数・料金)スマート農業見学とトマト収穫体験50名 2,200円/1名

③ブルーパーク阿納
穏やかな海を利用して安全安心にシーカヤックを楽しめます。一人一匹ずつのマダイを釣り上げ、捌き、食することができ、「食べるということは命をいただくこと」を体得できます。
(受入可能人数・料金)釣り&さばき体験150名 3,850円/1名、シーカヤック体験100名 2,200円/1名

 ①②③の詳細は下記の教育旅行の資料をダウンロードしてご確認ください。
 

【事後学習】
・班ごとに小浜市での「食」の体験を経験した後の自分の意見について、オンラインで発表してもらい、小浜市職員からの意見を伝える。

実施時期①御食国若狭おばま食文化館 4月5月6月10月11月
対象小学生・中学生・高校生
実施時期②若狭の恵 10月~6月 
対象小学生・中学生・高校生
実施時期③ブルーパーク阿納 4月~7月 9月~11月
対象中学生・高校生(小学生不可)
所要時間1泊2日
【問合せ先】①御食国若狭おばま食文化館電話 0770-53-1000
【問合せ先】②若狭の恵み電話 0770-57-2020
【問合せ先】③阿納体験民宿組合電話 0770-54-3611
教育旅行の資料ダウンロードについてはコチラからhttps://wakasabay.jp//common/dld/pdf/a0e7ca231f0f9768017b3adad8912145.pdf
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