火おこし

1人で、あるいは数人のグループをつくって協力しながら、木の摩擦(まさつ)により火をおこします。「舞ぎり式」・「ひもぎり式」・｢もみぎり(きりもみ)式｣という３種類の方法で火おこしに挑戦します。基本的に参加者には火の粉ができるまでの作業をしていただき、そこから炎にするのは危険がともないますので担当職員や大人が行います。

舞ぎり式
はずみ車のついた軸棒と、軸棒を通した横木をひもでつないだ道具を使用し、横木を上下させながら軸棒に回転を与える方法です。下に受ける火きり板が動かないようにおさえることなども必要なので、みんなで交代しながら行いましょう。
※はずみ車が高速で回転するので、板をおさえる人に当たらないよう気をつけましょう。
※説明をよくきかずに力まかせにやると、ひもが切れるなどケガのもとになるので注意しましょう。
※軸棒の先がとても熱くなるので、人にあててやけどさせないようまわりに注意しましょう。
ひもぎり式
一人が軸棒をおさえ、もう１人が軸棒にからめたひもを前後に引っ張りながら回転を与えて火をおこす方法です。下に受ける火きり板が動かないようにおさえることなども必要なので、みんなで交代しながら行いましょう。
※軸棒をおさえる力が弱すぎると、道具が急に外れて人に当たるので気をつけましょう。
※説明をよくきかずに力まかせにやると、ひもが切れるなどケガのもとになるので注意しましょう。
※軸棒の先がとても熱くなるので、人にあててやけどさせないようまわりに注意しましょう。
もみぎり(きりもみ)式
キリで穴をあけるように、両手で火きり棒(軸棒)をはさみ、一人でひたすら回転させて火をおこす方法です。多少の力と根気が必要です。
※あまり力を入れすぎたり無理をすると、手の皮がむけることもあるので気をつけましょう。
※軸棒の先がとても熱くなるので、人にあててやけどさせないようまわりに注意しましょう。