9、10日に開かれる敦賀国際文化交流フェスティバルのチラシ

 敦賀市の人道の港の歴史に関係するポーランド、イスラエル、オランダ、リトアニアの4カ国の文化や食を紹介する「敦賀国際文化交流フェスティバル」(福井新聞社後援)が9、10の両日、同市きらめきみなと館などで開かれる。杉原千畝の命のビザ、ポーランド孤児救済など、敦賀の歴史に関わる国々のあまり知られていない文化や食を紹介し、人道の歴史を振り返ってもらうことで、友好の絆を次世代へつなぐ狙い。

 敦賀港を軸にまちづくりに取り組むNPO法人THAP(タップ)と、敦賀赤レンガ倉庫を委託管理する丹青社(東京)などが実行委形式で企画し、昨年に続き2回目。前回よりも音楽やダンスなどを前面に押し出し、より楽しいフェスティバルを目指す。

 9日は、人道の歴史を紹介するパネル展示などのほか、一部のブースで飲食物の販売などを行う。

 メインは10日で、音楽や講演などの催しは全てこの日に実施。小ホールでは午前11時から、世界で活躍するミュージシャンで杉原サバイバーの子であるデーモン・クルコウスキーさん夫妻がライブを行う(1人1500円)。ほかにも▽ロンドン在住の映画監督、梶岡潤一さんの映画「杉原千畝を繋いだ命の物語」上映と講演(午後0時半~)▽元オランダ大使館職員の講演(同3時~)-が行われる。

 イベントホールでは4カ国の祭りや食、文化を紹介。イスラエル料理店タイーム(東京)が同国の“ファストフード”のピタなどを販売するほか、オランダのビールやポーランドの陶器、リトアニアの雑貨など、各国の特色豊かな商品が並ぶ。

 ステージでは午後2時から小説家野間美智子さんが「命のリレー・過去・現在・未来」と題し講演。ポーランドの踊りや各国音楽、クイズ大会など多くの催しが行われる。また、両日とも4カ国をイメージした料理やお菓子などを地元の飲食店などが開発、販売する予定。

 池田裕太郎実行委員長は「4カ国の生活や文化はあまり知られていない。フェスティバルを通して身近に感じてもらい、交流のきっかけとなれば」と話す。

 両日とも午前11時から(9日は午後5時、10日は同4時まで)。イベントの詳細はホームページで。

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