杓子さん(右)から、クラブが育てたプランターの花について説明を受けるフラワー会のメンバー=6日、小浜市西津公民館

 花壇整備やプランター設置など花のまちづくりに取り組む小浜市西津地区の「西津やうちのお花クラブ」と、坂井市磯部地区の「磯部フラワー会」の計約40人が6日、小浜市西津公民館で交流した。楽しみつつ、無理なく活動を続けていくこつなど意見を交換し、刺激し合っていた。

 昨年開催された福井国体のもてなしの一つとして「花いっぱい運動」が推進され、磯部地区では「磯部花いっぱい推進会」が発足した。国体が終わり同会は今年3月末に解散。4年間の活動ノウハウをシニア層の生きがいづくりに生かそうと、有志が6月に磯部フラワー会を立ち上げ、寄せ植えを通した世代間交流などに取り組んでいる。

 坂井市の県総合グリーンセンターから、花のまちづくりに積極的に取り組む団体として同クラブを紹介され、今回の交流会を企画した。

 同クラブは、高齢者の憩いの場としてシルバーカフェを開く有志グループ「いぶし銀の会」が運営。杓子明代表(73)はその会員たちが呼び掛け合って集まり花作りを楽しんでいると説明した。フラワー会の西田繁男事務局長(65)も、会発足の経緯や活動内容を紹介し、同クラブが手掛けた花が咲くプランターや花苗を見学。育成のノウハウについて意見交換した。

 西田さんは「いぶし銀の会とのつながりを上手に利用し、住民が自主的に集まって活動を続けていることに驚いた。磯部ではそこまで連携できておらず参考にしたい」と触発された様子。杓子さんは「資金が少ない中で活動を続けている」と共感。活動のモチベーションを保ち、後継者をどう育てるか考えていくためにも「フラワー会との交流がさらに広がれば」と期待していた。

(※福井新聞社提供。無断転載を禁止します。)