マダイの漬け丼の冷凍パック(右)と、食堂で提供している漬け丼

 福井県高浜町の地域商社「まちから」がプロデュースしたマダイの漬け丼が、全国商工会連合会(東京)が主催するコンテストで審査員特別賞に輝いた。同町のシーフードマーケット「UMIKARA(うみから)」で人気の看板商品で、受賞をきっかけに販路開拓にもつながった。2月から通販サイトで本格販売する。

 漬け丼は、若狭で水揚げされた鮮度抜群のマダイの切り身80グラムを、地元産のしょうゆとだし、練りゴマを配合したたれに漬けて、冷凍パックにした一品。同社とうみからの食堂が共同開発した。食堂は丼にして提供しており、海鮮丼に並ぶ人気。昨年11月に開かれた同連合会のコンテスト「バイヤーズルーム2021」に出品した。

 地域資源や技術を生かした商品114点が全国から寄せられ、流通関係者44人が審査した。最優秀の金賞、銀賞に次ぐ審査員特別賞は、審査員が自社で取り扱いたいと思った商品が受賞する。

 マダイの漬け丼は、「解凍するだけで食べられるので、調理不要でお手軽」と高評価を受けた。受賞後3社から問い合わせがあり、うち1社の通販サイトに今月末にも掲載される予定だ。まちからの名里裕介社長(38)は「より多くの人に食べてもらえる機会が広がった」と喜ぶ。

 うみから内のセレクトショップでも864円(税込み)で試験販売しており、2月からはうみからの通販サイトで発売する。

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