• 収穫したジネンジョの出来を確認する生産者たち=16日、おおい町名田庄井上
  • 収穫したジネンジョの出来を確認する生産者たち=16日、おおい町名田庄井上
  • 採れたてのジネンジョを使ったソバ=16日、おおい町名田庄小倉のあきない館
収穫したジネンジョの出来を確認する生産者たち=16日、おおい町名田庄井上

 独特の粘り、甘みが特長の福井県おおい町特産ジネンジョの初掘りが16日、同町名田庄井上の畑で行われた。生産者は次々と掘り起こし「大きく育っている」と満足そうに一本一本出来栄えを確認していた。21日には「じねんじょ祭り」が同町名田庄小倉のあきない館前で開かれ、即売が行われる。

 同町のジネンジョは、1982年から名田庄井上区の住民が特産品づくりの一環として生産をスタート。朝晩の寒暖差と赤土の土質により、甘みと粘りが強いのが特長という。

 地域住民でつくる名田庄自然薯(じねんじょ)生産組合が約20アールの畑で約1万1千本を栽培。専用のパイプに土と種芋を入れて畑に埋める「パイプ栽培」を5月から始めた。

 この日は、同組合の生産者約20人が収穫作業に励んだ。スコップで深さ30~40センチ下に埋まっているパイプを掘り出すと、中から成長した長さ90~120センチのジネンジョがお目見え。生産者たちは傷つけないよう、慎重に収穫していった。

 組合長の奥幸治郎さん(70)は「台風などの被害もなく、太さや長さもばっちり。家族や友人と好みの食べ方で味わってほしい」と話していた。ご飯や汁物と一緒に食べるのがお薦めという。

 収穫は2月ごろまで続き、収穫量は平年並みの約5トンを見込む。

 21日の祭りでは午前9時から午後3時まで、ジネンジョ約1トン分の即売会を行う。問い合わせは第三セクター名田庄商会=電話0770(67)2272。

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