次々と焼き上げられるウナギ。焼き場には食欲をそそる香りが漂っていた=27日、若狭町三方

 ウナギを食べて猛暑を乗り越えよう-。28日は土用の丑(うし)の日。福井県内の専門店などでは27日、炭火で次々とウナギが焼き上げられ、食欲をそそる香りが漂っていた。

 創業100年の若狭町の「うなぎや源与門」ではコロナ禍の昨年以降、地元の常連や県内のリピーターらのかば焼きなどの持ち帰り注文が、それ以前の2倍に増えている。

 27日は、開店前から午前中受け取り分の約100食の調理に従業員7人が追われた。4連休前の21日からは、三方五湖で取れた天然物や国産の養殖物を、1日当たり通常の4倍、計約600匹仕入れているという。

 焼き場は汗が噴き出る灼熱(しゃくねつ)の暑さ。従業員は炭火でじっくりいぶしながら焼き、継ぎ足しのタレにくぐらせ、あめ色のかば焼きを仕上げていった。

 4代目の小堀和広店長(39)は「ウナギはビタミンが豊富。免疫をつけて元気になってほしい」と話していた。

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