高浜町内でのワーケーションをPRするタブロイド紙=同町役場

 福井県高浜町でのワーケーション普及に取り組む同町は、ガイド本の役割を果たすタブロイド紙を発行し、経験者の生の声を収録した動画を公開している。どちらも禅や自然など「ぜん(ZEN)」を切り口に、心と体を癒やしながら働くことができる場所として高浜をアピールしている。

 ワーケーションは、旅先で余暇を楽しみながらテレワークする新しい働き方。新型コロナウイルス禍に適した働き方として注目を浴びてきている。町はワーケーションに関して、日用品大手のユニリーバ・ジャパン・ホールディングス(本社東京都)と連携。オンライントークイベントを開催するなど推進に努めている。

 タブロイド紙はB4判フルカラー16ページで1万部発行。高浜は世界に禅を広めた禅僧、釈宗演の出身地であり、豊かな自然があり、薬膳につながる薬草の宝庫の青葉山がある。これら「ZEN」をキーワードに町を発信する内容で、さらに幸せ、心身の健康、深い学び、出会いやコミュニケーション、感動の計五つの視点で、町内で楽しめる16種類の体験を紹介している。

 町内の宿泊施設や県東京事務所などで配っている。

 動画は同社人事総務本部長、島田由香さんら4人が登場する。座禅体験や森でテレワークする様子を紹介。「たった1泊2日の体験で魅了された。高浜という場所は原点回帰させてくれる」「自然の中で仕事をすると頭がすっきりする」「体と心が疲れたら、高浜に癒やされに来ればいい」とインタビューに答えている。動画投稿サイト「Youtube」で9日から公開している。

 町総合政策課の担当者は「高浜で新しい働き方を見つける手引にしてほしい」としている。

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