• ローゼルのジャムを使ったバターサンドの試作品=敦賀市刀根
  • 畑にローゼルの苗を植えた「Kトラ女子」のメンバー
  • バターサンド
  • ローゼルの苗を植える作業
  • 植えられたローゼルの苗
  • ローゼルの苗
ローゼルのジャムを使ったバターサンドの試作品=敦賀市刀根

 南国原産の植物「ローゼル」を使った敦賀土産の商品化に取り組んでいる福井県敦賀市の女性グループ「Kトラ女子」のメンバーがこのほど、ローゼルのジャムを使ったバターサンドを完成させた。7月中旬に販売を始める予定で、収益の一部を栽培に役立てたい考え。北陸新幹線敦賀開業を見据えており「開通する時には敦賀名物になっているようにしたい」と意気込んでいる。

 爽やかな酸味が特徴のローゼルは、赤紫色の萼(がく)や苞(ほう)などがハーブティーやジャムなどの原料となる。昨秋から、Kトラ女子のリーダーを務める平川初枝さん(77)=刀根=の畑で、メンバー7人が除草や収穫に取り組み、それぞれがおいしく食べられる加工方法を探っていた。

 バターサンドはメンバーの1人で、カフェ「キトテノワ」(同市相生町)を営む中川亜矢子さん(54)が考案した。クッキーで挟んだバターやメレンゲなどを混ぜたクリームに、砕いたローゼルを練り込んで仕上げた。クリームにジャムも塗り、口当たりの良さやローゼルの爽やかな味わいが伝わるようこだわったという。

 今月上旬に畑の近くでメンバーと試食会を開くと「これはおいしい」「ローゼルの味が引き立っている」などと好評だった。同店で販売する計画で、中川さんは「みんなで苗から育てたストーリー性があるお菓子。市内外の人に食べてほしい」と力を込めた。

 また、平河さんの畑で昨年の3倍超となる100本のローゼルの苗木を植え、量産にも拍車を掛ける。平河さんは「たくさん収穫できるよう育ってほしい。これからもドレッシングやゼリーなど他の商品も開発していきたい」と意欲を見せた。

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