三方五湖の名産「コイ・フナ」と「ウナギ」についてまとめたパンフレット=若狭町役場

 福井県の美浜、若狭両町にまたがる三方五湖の名産「コイ・フナ」「ウナギ」をそれぞれ紹介するパンフレット2種類が完成した。味の特徴を説明しているほか資源保護に向けた取り組み、江戸時代に「若州うなぎ」として重宝された歴史などをつづっている。

 湖魚の魅力をPRし認知度を高めようと若狭町職員が企画し、両町や地元漁協などでつくる三方五湖世界農業遺産推進協議会が発行した。地元漁師らから話を聞き、県里山里海湖(うみ)研究所の宮本康研究員の助言を受け3月末に完成させた。

 コイやフナは独特のうま味があり刺し身で味わえるほか、ウナギは皮が薄く食べやすいことなどを紹介。数百年以上続く「たたき網漁」「うなぎ筒漁」の漁法と乱獲を防ぐための工夫も記した。江戸時代に京都で人気だったウナギは「鯖街道」を通じ、生きたまま運ぶ物流があった歴史も添えた。

 大きさは縦横約12センチで四つ折り。両町役場や若狭町内の観光施設などで無料でもらえる。問い合わせは同町観光未来創造課=電話0770(45)9111。

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