• 今富小5年生が試作した3種類の味の「サバまん」=9日、小浜市の同校
  • 今富小5年生が試作した3種類の味の「サバまん」=9日、小浜市の同校
  • 試食して味をチェックする今富小の児童=9日、小浜市の同校
  • 具を皮で包む児童=9日、小浜市の今富小
  • 蒸し上がった「サバまん」を各班に持っていく今富小の児童たち=9日、小浜市の同校
今富小5年生が試作した3種類の味の「サバまん」=9日、小浜市の同校

 小浜市今富小5年生38人が古里の魅力を学ぶ授業の一環で、サバを使った商品開発に取り組んでいる。同校で9日、サバや地場産野菜を使った3種類の「サバまん」を試作し「サバの味がしっかりしている」「子ども向けはこっちの味だね」などと食べ比べした。今後、地元住民らの感想なども参考に種類を絞り込み、味の完成度を高めていく。

 同校は本年度、市の事業の一環で地域の魅力や課題、まちづくりについて調査研究する活動に取り組んでいる。児童たちは小浜市の食文化を代表するサバに着目し、商品開発を目指すことに決定。県立大小浜キャンパス内のレストラン「Kitchen Boo(キッチン ブー)」の高野滋光社長(50)の協力を得て、十数個のアイデアの中から「サバまん」に絞った。

 この日は午前8時から生地作り開始。直径12センチほどに伸ばし、高野さんが仕込んできた具を慎重に皮に包んでいった。具はしょうゆ、トマト、カレー味の3種類。ノルウェー産サバ、今富産タマネギ、若狭地域産のナスやニンジン、シイタケ、旧小浜水産高生が開発したソースなどが使われている。

 指で皮をねじって包んだ具を閉じていく工程が「ちょっと難しかった」と齋藤兎羅君と山下琉生君。苦労しながら仕上げ、約15分蒸すと完成した。3種類を順番に味わい、森口恋歌さんは「しょうゆ味は甘さがちょうどよく、生地もやわらかい」と出来栄えに満足した様子だった。

 児童は感想を言い合いながら香りや歯ごたえ、皮の硬さ、厚みなどを点数をつけて評価。今後集計し、商品化に向けて議論を深めていく。

 11月3日には今富公民館で開かれる「今富地区ふるさとまつり」で地元住民に「サバまん」を提供し、寄せられた感想も参考にする。
 

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