赤いじゅうたんが敷かれたような満開のクリムソンクローバー=高浜町中津海

 福井県高浜町中津海の国道27号沿いの休耕地で、真っ赤なクリムソンクローバーが満開となっている。猫じゃらしのような見た目の花が一面を覆い、鮮やかな赤いじゅうたんが敷かれているよう。道行くドライバーの目を楽しませている。今月中旬ごろまで咲いているという。

 ヨーロッパ原産のマメ科で、シロツメクサの仲間。高さ50センチほどで、先端にイチゴのような花穂(かすい)をつけ、ストロベリーキャンドルとも呼ばれる。田畑にすき込むことで肥料になる。

 里地里山の保全に取り組む地元有志グループ「蝓蜊(ゆり)の里くらぶ」が昨年11月、休耕地約2500平方メートルに種をまいた。今月初めに満開となり、周囲にはかすかに甘い香りが漂う。山崎孝晴代表(78)は「国道沿いで非常に目立ち、写真愛好家もよく訪れている。楽しんで観賞してもらえたらうれしい」と話している。

 7月に種を取った後にすき込み、8月にはコスモスの種をまく予定だという。

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