• 整備後の敦賀駅西地区のイメージ図。中央右奥がホテル棟、公園を挟んで左が知育啓発施設、右側が飲食棟
  • 起工式を終え、駅西地区整備への思いを語る(左から)渕上市長、蓮見社長、中嶋社長=14日、敦賀市鉄輪町1丁目
整備後の敦賀駅西地区のイメージ図。中央右奥がホテル棟、公園を挟んで左が知育啓発施設、右側が飲食棟

 2024年春の北陸新幹線敦賀開業に向け、福井県敦賀市が官民連携で整備する駅西地区土地活用事業の主要施設、ホテル棟の新築工事起工式が14日、同市鉄輪町1丁目の建設予定地で行われた。駅西地区が交流とにぎわいを生み出す拠点への“進化”に向けた一歩を踏み出した。

 ホテル棟は9階建て延べ面積約4050平方メートル。客室数は約130室で、ゆとりのある客室やワイドベッドの設置などさまざまな客室タイプを設ける。海外からの長期滞在客や国内外のVIPへも対応できる「ワンランク上のビジネスホテル」としての役割を担うとしている。名称は「ホテルグランビナリオTSURUGA」で22年9月開業予定。

 起工式には市内外から約50人が出席。施主代表企業の青山財産ネットワークス(本社東京)の蓮見正純社長や、渕上隆信市長らが地鎮の儀式などを行った。

 起工式後、蓮見社長は「意義のあるプロジェクトに参加でき、うれしく思う。何としても成功させ、多くの皆さまの幸せと喜びに貢献したい」と述べた。「敦賀はビジネスのポテンシャルの高さと、新幹線開業による観光誘客に期待感がある」とホテルを運営するHifリゾート(本社石川)の中嶋浩社長。「泊食分離で地域の飲食店をお客さんが利用するような展開も進めたい」と完成後の地域発展にも言及した。

 駅西地区には「本屋でも図書館でもない」知のにぎわい拠点「知育・啓発施設」、小型飲食店舗を長屋風に集めた「食の発信拠点」、市民の普段使いに対応した「公園・広場」も整備される。今年10月に着工し、ホテルと合わせ22年9月に供用開始予定となっている。渕上市長は駅西地区全体の構想に触れ「総合的に楽しく、にぎわう場所になることを期待している」と思いをはせていた。

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