多彩なブースが並び、親子連れでにぎわった「アスフェス」=3日、高浜町事代の城山公園

 福井県高浜町のよりよい未来を考える若者グループ「高浜明日研究所」は3日、同町事代の城山公園を舞台にまちづくりイベント「USFES(アスフェス)」を初開催した。桜舞い散る広場は絶好の行楽日和で、大勢の来場者が訪れた。新名物を目指して児童が考案したスイーツ、町内飲食店のオリジナルグルメに舌鼓をうち、高浜をよくするアイデアの総選挙に清き1票を投じた。

 同グループは昨年2月ごろ、「高浜にあした、こんな出来事やすてきなものがあったらいいな」を目標に掲げ発足。町内外の若者21人で活動している。

 会場には、いくつもの販売ブースやテントがお目見えし、ロックフェス会場のような空間に。高浜小6年生は、町内農家のブドウ果汁の有効活用策として考案し、同グループと開発したゼリータルトを販売。酢飯オムライスなど、町内飲食店9軒のメニューも並び、買い求める来場者の行列ができた。

 総選挙では、「子どもたちが自由に出入りできる秘密基地を造る」「子どもたちが明日を考えるきっかけをサポートしたい」という、高浜をよくするための二つのアイデアが“一騎打ち”。より多く得票したアイデアを実現するため、イベント売り上げの10%が寄付される仕組みだ。

 このほか、バーベキューコーナーの設置、アイリッシュ音楽の生演奏、サウナテントなどもあり、来場者は緩く春の一日を楽しんでいた。

 同研究所の冨田雄生所長(40)は「年齢を問わず想像以上の人が来てくれてうれしい。あしたできることから始める、そんな動きが広がるきっかけになれば」と話していた。

(※福井新聞社提供。無断転載を禁止します。記事に関するお問い合わせは福井新聞社へ。)