水揚げされたばかりの魚介類が次々と競り落とされた初市=5日、敦賀市蓬莱町の敦賀水産卸売市場

 福井県敦賀市蓬莱町の敦賀水産卸売市場で5日、初市が行われた。水揚げされたばかりの新鮮なブリやタイ、ヒラメ、アジなどがずらりと並び、競り人の掛け声が響き熱気に包まれた。

 初市に先立って行われた年賀式には、県漁連関係者や仲買人ら約100人が出席。県漁連敦賀支所の松村芳浩支所長が昨年は取扱高が25億6千万円と減少し、1キロ当たり平均単価も下落したことを説明した上で「敦賀の魚をもっと全国に広めようではありませんか」と呼び掛けた。渕上隆信市長は「敦賀の魚はおいしいと評判。新幹線開業を準備していく中でも『食い物は強い』と思う。市としても、しっかり応援していく」と話した。出席者全員で三本締めを行い、新年を祝った。

 敦賀湾内や美浜町などの定置網で水揚げされた約20トンが競りや入札に掛けられた。ブリやタイのほか、サワラやホウボウ、カワハギ、イカ、フグなどを前に、競り人が威勢のいい声を上げると、仲買人が指で買値を示し、次々と競り落としていった。

(※福井新聞社提供。無断転載を禁止します。記事に関するお問い合わせは福井新聞社へ。)