• いけすから水揚げされる敦賀ふぐ=30日、敦賀市手
  • いけすから水揚げされる敦賀ふぐ=30日、敦賀市手
  • いけすからトラックにフグを積んだ出荷作業
  • 水揚げされた敦賀ふぐ
いけすから水揚げされる敦賀ふぐ=30日、敦賀市手

 福井県内最大の養殖トラフグ産地、敦賀市西浦地区で「敦賀ふぐ」の出荷が本格化している。30日は地元漁師らが丸々と肥えた約1500匹の水揚げに追われた。来年3月頃まで出荷が続く。

 同地区では市海水養魚協会に加盟する8軒が、敦賀湾に浮かべたいけすで養殖している。日本海の低水温で育つことによる身の締まりの良さが特長。例年、関西をはじめ、県内外で消費されている。

 この日、同市手の漁港では漁師ら12人が岸壁に移動したいけすから800グラムから1・5キロに育ったフグを網ですくい、計量後にトラックに積載。三重県や兵庫県などに運ばれた。

 半年前に料理人から漁師に転職し、敦賀ふぐを養殖する石川恵さん(35)=木崎=は「敦賀ふぐは最高の食材」と太鼓判を押し「飲食店やテークアウト、ふるさと納税などで多くの人に食べてほしい」と話していた。

 同漁協によると、近年は忘年会シーズンの12月にかけて約5万匹を出荷している。今年はコロナ禍の影響があるものの12月までに同程度、来年3月までに6、7万匹を出荷するという。

 敦賀ふぐを食べられる店は、敦賀観光協会のホームページなどで公開している。

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