神経締めをした若狭ぐじの刺し身(左)と、していない刺し身

 越前がにと越前がれいの「極(きわみ)」に続き、若狭ぐじの最高級ブランドをつくろうと福井県は11月20日、規格の条件を議論するプレミアムブランド検討委員会を、小浜市漁業センターで開いた。通常規格(500グラム以上)より大きい800グラム以上で、水揚げした船上で血抜きと神経締めをし、身が厚いものを「極」として売り出していくことを決めた。専用タグ、ラベルを作り、12月に市内でお披露目会を開く。

 県漁連は、若狭湾でとれた500グラム以上のアカアマダイを「若狭ぐじ」として発信している。県はプレミアム化により、さらなる知名度アップを図りたい考え。漁業、飲食、宿泊関係者、県職員ら8人で検討委をつくり6月、第1回会合で重さを800グラム以上とすることを決めた。

 県は6月以降、漁業者を対象に、鮮度を保つ神経締めの講習会を2回開催。参加者の65%が、神経締めや血抜きに前向きに取り組みたいと答えたことから、「極」の条件とすることにした。このほか通常規格の条件である鮮度の良さ、姿形の美しさに加え、身が厚いことも条件とした。

 今後のPR方法についても話し合い、知名度向上へメディアを活用すべきだという案や、越前がにの「極」と一緒に発信すると宣伝効果が高いといった意見が出た。

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