黄金色のオニオコゼ。他の個体と比べると色鮮やかだ=10日、若狭町世久見の県海浜自然センター

 福井県若狭町世久見の県海浜自然センターの展示にこのほど、黄金色のオニオコゼが加わった。全長28センチと5年以上は生きている大型の個体で、担当者は「鮮やかな色をぜひ見てほしい」と来場を呼び掛けている。

 オニオコゼは通常黒褐色だが、遺伝情報の欠損で黒の色素を生成できないことがあるという。目立つ色のため、タコやカニに狙われやすい上、エサも捕食しづらい。自然界では長生きできないことが多いため、これだけ大きいのは珍しいという。

 10月18日に美浜町の漁師の網にかかり、漁協を通して持ち込まれた。他のオニオコゼなどと一緒の水槽に入っており、通常色の個体と比較できる。入館無料。月曜休館。

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