プロジェクト始動を前に、空き店舗のシャッターに試し書きした花の絵を描いた中野さん=敦賀市神楽町1丁目

 福井県敦賀市中心市街地の景観向上につなげようと、高校生らが空き店舗のシャッターに絵を描く「街namiアートプロジェクト」が11月1日、同市神楽町1丁目で行われる。絵を描くライブパフォーマンスに取り組む敦賀気比高の中野萌々子さん(16)=中央町2丁目=は「商店街に関心を持つ人が増え、活動がどんどん広がってほしい」と期待している。

 若者がまちづくりに関わる場を提供しながらまちなかの魅力向上を図ろうと、市内の自営業やデザイナー、高校生ら約10人がプロジェクトを始める。今月末に団体を結成する予定。現在、空き店舗のオーナーらに趣旨を説明するなどしており、ゆくゆくは市内の複数の空き店舗に絵を描いていきたいとしている。

 プロジェクト第1弾は1日午前10時から。同市神楽町1丁目商店街のシャッターに中野さんが絵を描くライブパフォーマンスを行う。

 中野さんは本番を前に、近くの別のシャッターを使って試し描きを行った。ペンキ職人から指導を受け、9月から約1カ月かけて作品を制作した。かつて気比神宮が今より海に近かったことから、テーマを海中に咲く花に決め、大鳥居の色を参考に、赤い花の作品を仕上げた。「楽しんでまちづくりに取り組む仲間が増えてほしい」と振り返った。

 プロジェクトの発起人の1人で母の裕子さん(51)は「パフォーマンスに触発されて参加を希望する若者が増えれば敦賀が活気づく。多くの人にまちづくりに参加してほしい」と話している。

(※福井新聞社提供。無断転載を禁止します。記事に関するお問い合わせは福井新聞社へ。)