• 出荷再開した小浜よっぱらいサバ=26日、小浜市川崎1丁目の「海幸苑」
  • 出荷再開した小浜よっぱらいサバ=26日、小浜市川崎1丁目「海幸苑」
  • サバを届ける横山社長(右)=26日、小浜市川崎1丁目の海幸苑
  • 出荷され、市場に並ぶ小浜よっぱらいサバ
出荷再開した小浜よっぱらいサバ=26日、小浜市川崎1丁目の「海幸苑」

 夏の猛暑で大量死し、停止していた福井県小浜市の養殖サバ「小浜よっぱらいサバ」の出荷が26日、2カ月ぶりに再開された。市内飲食店や鮮魚店に計214匹が届けられ、養殖業者は「再開できてほっとしている」と胸をなで下ろしていた。

 今夏、昼夜を問わず水温が30度を超え、7千匹のうち、6割超の約4500匹が死んでしまったため、8月20日に出荷を停止した。同サバの養殖はえさに酒かすを混ぜて育てるのが特徴で、2016年に開始。今年の大量死は最悪の事態となった。

 養殖する田烏水産(同市田烏)は弱ったサバの体力回復に努め、水温が25度を下回り始めた10月から餌やりを再開。順調に生育し、味も落ちていないことから出荷することになった。

 この日は午前8時半ごろ、同市田烏の沖合300メートルにあるいけすから体長30センチ前後、300~550グラムを中心に水揚げ。横山拓也社長(52)が各店に届けた。「若狭フィッシャーマンズ・ワーフ」にあるレストラン「海幸苑」(同市川崎1丁目)の前原裕二店長(47)は「お客さんからの人気も高く、入荷再開はいつなのかとよく聞かれた。(再開は)本当にありがたい」と喜んでいた。

 本年度は8月までに約4千匹を出荷した。今後は兵庫県や静岡県から稚魚を追加購入し、年度内にあと6千匹を国内外へ出荷する予定。

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