スタジオで音合わせする出演バンドメンバー。直前までマスク着用し換気するなどコロナ対策の下、練習している=10日夜、敦賀市本町1丁目の時の扉

 福井県敦賀市中心部の国道8号2車線化に伴い拡幅された歩道を活用した初の野外ライブイベント「敦賀オンフェス」が11月1日開かれる。嶺南を中心に活動するアマチュアミュージシャンが出演。同フェス実行委では「まちに音楽があふれている、そんな景色が当たり前になったらうれしい」と、敦賀に新たな音楽シーンを生み出すきっかけにしたい考えだ。

 イベントでは主にドラム付きバンドが出演する原電駐車場前(本町1丁目)と、電子オルガンやアコースティックギターなどが中心の新田珈琲(コーヒー)前(同)の二つのステージを用意。観客は一つのステージをじっくりと鑑賞したり、二つのステージを行き来したりして楽しめる。機材の消毒のほか、周囲に検温所を設け、出演者、観客とも新型コロナウイルス感染症対策を徹底する計画だ。

 原電駐車場前は午前11時半~午後5時で、若手からベテランまでのアマチュアミュージシャン8組が出演する。新田珈琲前は午後3~7時の間に、園児から高校生までの30人以上が多彩な曲目を披露する。

 同市を拠点とするジャズ、ソウル、ロックバンド「black soil premium」のボーカル、後藤美佳さんが実行委員長を務める。原電駐車場前ステージに出演予定で、メンバーが市内スタジオに集まって音合わせをしたり、演目を決めたりと準備は大詰めを迎えている。

 後藤さんは「バンドを組みたいと思う人や、イベントを企画・運営したいという人が後に続くようなライブにしたい」と話す。子育て中の親としても「子どもたちがそれぞれの個性を生かして輝けるまちにしたい。そのための一つのきっかけになれば」と準備を進めている。

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