• 2階の「月見ノ間」を見学する人たち=3日、小浜市北塩屋
  • 庭を見学する人たち=3日、小浜市北塩屋
  • 見学する人たち=3日、小浜市北塩屋
  • 古河屋別邸の外観=3日、小浜市北塩屋
2階の「月見ノ間」を見学する人たち=3日、小浜市北塩屋

 江戸時代、北前船の船主として財を築いた小浜の豪商が藩主をもてなすために整備した「旧古河屋別邸」(福井県小浜市北塩屋)が3日、特別公開された。市民らが豪商の生活を想像しながら見学。数寄屋造りの美しい家屋や庭の雰囲気を楽しんでいた。4日まで。

 木造2階建てで、商人「古河屋」が1815年に建てた。通称は護松園(ごしょうえん)。県指定有形文化財になっている。

 所有する若狭塗箸製造卸会社「マツ勘」(同市北塩屋)が来春にも、北前船や若狭塗箸をPRするギャラリー、カフェとしてリニューアルする。11月の改修工事を前に公開した。

 住宅街の中の別邸に初めて足を踏み入れた市民らは「ここに、こんな立派な家があるなんて知らなかった」。県立大小浜キャンパスなどが望める2階の「月見ノ間」では「昔の人はここでお月見をして、ぜいたくな時間を過ごしていたのかも」と思いをはせていた。

 4日は午前9時~午後4時半に公開。トークイベントは2回(午前10~11時半、午後2~3時半)ある。

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