嶺南の自然の中をロードバイクで走る出場者=20日、美浜町坂尻

 福井県の若狭湾を望む海岸線から険しい山間部の未舗装路までロードバイクで駆けるイベント「ラファ・プレステージ若狭」が20日、美浜町北西郷公民館を発着点とするコースで行われた。174人38チームが出場し、嶺南の自然や趣ある風情の中を思い切り走った。

 自転車衣類ブランドのラファが世界各地で企画し、国内では2012年から開いている。今回は同町や敦賀市、滋賀県高島市、小浜市、若狭町を巡る全長約160キロ、獲得標高(上った高さの合計)3千メートルのコースで実施した。

 同イベントはレース形式ではなく、5人程度でチームを組み、制限時間内にゴールする。水晶浜海水浴場(美浜町)や気比の松原(敦賀市)を過ぎると、徐々に険しい山道へ。最も標高の高い黒河峠では懸命にペダルをこぎ乗り越えた。その後、爽やかな秋風の下で熊川宿(若狭町)や三方五湖を巡った。

 山田操さん(47)=愛知県=は「コースは過酷だったが達成感があった。景色も良く最高」。ラファジャパンの矢野大介代表は「海、山、古い町並みとさまざまな風景が楽しめる土地で、参加者の反応も良かった。別ルートでの開催も検討したい」と話していた。

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