世界各地の岩石や地層などを展示する特別企画展=19日、若狭町の県年縞博物館

 世界各地の地層や岩石、福井県若狭町の縄文土器などに残された“しま模様”がテーマの県年縞(ねんこう)博物館の特別企画展「シマシマが語る46億年の歴史」が19日、同町鳥浜の同博物館と隣接する町若狭三方縄文博物館で開幕した。11月23日まで。

 開館3周年に向け、県年縞博物館が各地の堆積物などから地球の環境変化や人の営みに触れてもらおうと開いた。地層や岩石、縄文土器など計85点が並ぶ。

 同館では、恐竜が絶滅した原因とされる隕石(いんせき)の落下を示唆する地層「K―Pg境界」や世界最古の約40億年前の岩石「アカスタ片麻岩」のほか、仙台市で採取した2011年の東日本大震災と869年の貞観の津波の痕跡が残る地層のはぎとりなどを展示。大学生の北澤真奈さん(23)=千葉県松戸市=は「震災に関する展示が興味深い。地層や年縞の調査の大切さを感じた」と話した。

 開館はともに午前9時~午後5時。火曜休館。両館共通券は一般700円、小中校生280円。11月8日に岐阜聖徳学園大の川上紳一教授による記念講演「縞模様から読み解く地球の歴史」を町リブラ若狭で開催する。

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