• 若狭の空に降り注ぐ「天使のはしご」(gandamasaさん撮影)
  • 青からオレンジに変わる夕焼けを捉えた1枚。雲の形も芸術的だ(riverside1989さん撮影)
  • おおい町の空にかかった虹。まるで町のマスコットキャラ、うみりん(左下)が呼び出したよう(hanamaru_emikoさん撮影)
  • 小浜市の川崎エリアから眺めた夕景。青空と雲、夕日のコントラストが映える(kiyomama0502さん撮影)
若狭の空に降り注ぐ「天使のはしご」(gandamasaさん撮影)

 若狭の美しい空をシェアしよう-。虹や青空、夕日など若狭の空の画像を会員制交流サイト(SNS)の「フェイスブック」、写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿する活動が広がっている。投稿数は現在約300枚に上り“表情豊かな”空がずらり。発案者の女性は「北陸の鉛色の冬空のイメージを一新し、若狭を盛り上げたい」と話している。

 青とオレンジが溶け合う夕焼け、雲の隙間から光が放射状に降り注ぐ現象「天使のはしご」(薄明光線)…。投稿写真は幻想的だ。ほかにも、おおい町のマスコットキャラクター、うみりんと虹のツーショット、一筋の飛行機雲が走る青空などもあり、アングルにこだわった多彩な空はどれも美しい。

 小浜市と若狭町の女性3人が若狭で虹や薄明光線をよく見掛けることから発案した。

 美浜、若狭両町にまたがるレインボーライン、小浜市にエンゼルラインといった虹、天使のはしごによく似た名前の道路があることに着目。小浜出身の詩人、山本和夫さん(1907~96年)が、若狭を「虹のクニ」と呼んでいたことも知り、美しい空が出現するのは「若狭湾の地形に関係があるのでは」と考察。小浜市西津公民館の主事で、気象庁の気象情報官を務めていた榎原資嗣さん(65)=同市=から「虹や薄明光線が出た日時や時間帯を調べて情報を集めれば、裏付けることができるかもしれない」とアドバイスを受けた。

 「♯若狭七色アクション」と名付けた活動は、今年1月に始めた。撮影した空の画像に「♯若狭七色」のハッシュタグと日時や場所を記入し、インスタグラムなどに投稿してもらう。広く参加を呼び掛けている。

 発案者の荒木貴代さん(51)=小浜市、大宮典子さん(47)=若狭町=は、「若狭の魅力向上のきっかけになれば」と期待。もう1人の発案者の50代の同市の女性は「雨上がりの夕方、エンゼルラインから見える天使のはしごは美しくお勧め」と話している。

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