新型コロナウイルスの影響で落ち込む地域経済を活性化させようと、県内全8町は、嶺北と嶺南の町を巡って計4千円以上の買い物や食事、宿泊などをした県民を対象に、8町の特産品(計1万2千円相当)を贈る消費拡大キャンペーンを1日始める。先着500人。好評の場合には人数枠を広げることも検討する。

 県町村会によると、都道府県内の全町共同による、コロナを受けた経済支援事業は全国でも例がないという。「まちむら交流・マイクロツーリズムキャンペーン事業」と銘打ち、地元を小旅行して地域の魅力を再発見する「マイクロツーリズム」を推進する。

 8町は永平寺、越前、池田、南越前、美浜、若狭、おおい、高浜町。県民には、嶺北と嶺南の各2町以上を期間中に訪れ、各町の地元店舗で1千円以上(計4千円以上)の消費をしてもらう。コンビニやチェーン店は対象外とする。期間は8月1日~11月30日。

 申し込みは町役場や道の駅などに置く応募用紙に領収書などを添付し、県町村会に送付する。受け付けは9月1日~12月21日。申請は1人1回に限る。

 各8町が1人当たり1500円相当を順次送付する。具体的な品物は各町で検討中だが、みそ、そば、ごま豆腐、梅加工品、漬物、木工製品など多彩な特産品を予定している。総事業費は約700万円。半額を県町村会が負担する。

 県町村会長の杉本博文池田町長は28日、福井市内で記者会見し「この機会に足元の地域を観光し、小さいけれど魅力ある観光資源や歴史を再発見してほしい」と呼び掛けた。問い合わせは県町村会=電話0776(57)1122。

 キャンペーンは県内のコロナ感染の状況により中断する場合がある。

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