手作業で丁寧に干される「福井梅」=7月22日、福井県若狭町横渡

 今年収穫した福井県の特産品「福井梅」を干す作業が、若狭町の梅加工会社で行われている。黄緑色となった梅の実をビニールハウス内にずらりと並べ、強い日差しを浴びさせることでうまみを引き出す。

 梅製品の製造・販売を手掛ける福梅(同町倉見)では、7月22日に作業を開始した。6月に収穫し塩漬けしていた、梅干しなどに適した品種紅映(べにさし)約5トンを搬入。室温50度を超える中で、スタッフたちが黙々とせいろに並べていった。

 実を裏返す作業を挟んで3日間干し、水分を飛ばしてうまみ成分のアミノ酸を凝縮させる。その後は、シソ漬けやはちみつ漬けにしていくという。同社の第2工場長は「紅映はぽってり肉厚でおいしい。熱中症予防にも役立てて」と話していた。

(※福井新聞社提供。無断転載を禁止します。記事に関するお問い合わせは福井新聞社へ。)