• 「水月湖畔」。瀬戸に続く山頂から撮影。湖畔にはレストハウスや梅畑が見える。梅丈岳が中央に遠くかすむ=写真と説明は、いずれも県年縞博物館ホームページから
  • 「座礁したクジラ」。美浜町の菅浜に流れついたナガスクジラ。体長16メートル、重さ12トン(推定)
  • 「神子の山桜」。常神半島の神子地区に咲く。県の天然記念物に指定されている。3月末~4月初旬が見頃
「水月湖畔」。瀬戸に続く山頂から撮影。湖畔にはレストハウスや梅畑が見える。梅丈岳が中央に遠くかすむ=写真と説明は、いずれも県年縞博物館ホームページから

 三方五湖周辺や常神半島をドローンで撮影した写真展「ソラカラミタ若狭」が15日、福井県若狭町鳥浜の県里山里海湖(うみ)研究所自然観察棟で始まった。ジオラマ風に加工した湖畔の集落や湖の写真など約50枚を、スライドショーで公開している。8月31日まで。

 観光客に三方五湖周辺の周遊を促そうと、県年縞(ねんこう)博物館の学芸員が企画。同館学芸員と里山里海湖研究所の研究員の2人で、記録用に撮影していた約100地点1千枚以上の中から、約50枚を厳選した。

 彩度を上げて周辺部分をぼやかすことで、模型を撮影したような写真に仕上げている。上空からの撮影により、普段見たことのない新たな魅力を抜き取っている。

 美浜町日向では、湖を囲うように民宿や家が並ぶのどかな風景を撮影。水月、三方湖の境目を写した写真では、塩分濃度などで微妙に異なる湖の色が分かる。今年5月、美浜町菅浜に県内で初めて漂着したナガスクジラの写真も見ることができる。

 撮影に使ったドローンや画像処理の方法もパネルで紹介している。

 画像は年縞博物館のホームページでも閲覧、ダウンロードできる。同館学芸員は「会員制交流サイト(SNS)に写真を利用することも可能で五湖周辺地域のPRに役立てば。開放感のある写真を楽しんで」と話していた。

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