嶺南の観光支援を求める要望書を中村副知事(右)に手渡す山岸会長=4日、県庁

 新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けている嶺南の観光業の回復に向け、若狭湾観光連盟と嶺南6市町の観光協会は4日、県に対し、需要喚起策などを求める要望を行った。

 同連盟の山岸博之会長と6市町の観光協会長が県庁を訪れ、中村保博副知事に要望書を手渡した。要望書では▽宿泊施設や飲食店などで使える地域振興券の発行支援▽県内小中学校の嶺南への教育旅行支援▽観光協会などと連携したキャンペーン―など8項目を掲げている。

 山岸会長は「感染の第2波、第3波が予測される中、回復の道のりは遠い。本来は売り上げが期待できる夏も、海水浴場閉鎖やイベント中止で道が閉ざされている状況。何とか県の支援をお願いしたい」と切実に訴えた。

 意見交換は非公開で行われた。山岸会長によると、県側からは、県民を対象にした県内観光振興を実施していく方針や、事業者の固定資産税などの減税を国に要望する姿勢などが示されたという。
 

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