架け替えが終わり開通した新しい耳川橋=4日、美浜町南市

 福井県美浜町南市の耳川に架かる新しい耳川橋が4日、開通した。旧丹後街道の一部のため、景観に配慮して整備。町は橋の架け替えをきっかけに歴史的なまちづくりも進めていく。

 橋は同町河原市と郷市を結ぶ町道佐柿・郷市線の耳川に架かる。1958年に完成した旧橋は老朽化が激しかったため、2016年度に架け替えを始めた。

 新しい橋は長さ89・5メートル、幅7・5メートルで、総事業費は約7億円。路面は自然色のクリーム色で、橋桁を木目模様に着色。歩道には足元を照らすライトを設けた。

 旧丹後街道は、敦賀から若狭に入り佐柿(美浜町)や小浜などを経て丹後宮津までを結ぶ。町は2017年度に「歴史的まちなみ景観検討委員会」を立ち上げるなど、街道の景観整備を推進してきた。

 町土木建築課の担当者は「戦国時代の山城、国吉城にも続く。趣のある町にしていけたら」と話していた。

(※福井新聞社提供。無断転載を禁止します。)