• 古河屋船絵馬
  • 八幡宮銅燈(本殿に向かって右側)
  • 木造八百比丘尼坐像
古河屋船絵馬

 福井県小浜市はこのほど、小浜藩御用達の廻船問屋古河屋の船頭9人が奉納した「古河屋船絵馬(ふるかわやふなえま)」など、歴史資料3件を市指定文化財(有形文化財)に加えた。市指定文化財は合計264件となった。

 ほかには八幡神社(同市男山)の「八幡宮銅燈(どうとう)」1対、神明神社(同市青井)の「木造八百比丘尼坐像(はっぴゃくびくにざぞう)」。

 1850(嘉永3)年制作の古河屋船絵馬は大阪の絵師によって古河屋所有の北前船9隻が描かれ、当時の小浜の繁栄とともに、和船の構造や造船技術なども知ることができる。縦78センチ、横133センチ。

 八幡宮銅燈は拝殿前の左右に設置された銅製灯籠で高さ約3・2メートル。1833(天保4)年に小浜湊を代表する商人たちが寄進した。左側の灯籠は1891(明治24)年に一部修理された。

 木造八百比丘尼坐像は高さ32・0センチ。室町時代後半の制作とみられ、八百比丘尼に関する最古の美術工芸品。表情は穏やかで全体的にふっくら。貴人の服装で右手に宝珠、左手にツバキを持つ。

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