大規模リニューアルを終えたレインボーライン山頂公園

 福井県の美浜、若狭両町にまたがる三方五湖有料道路レインボーラインの山頂公園で進めてきたリニューアル工事が終了し、記念セレモニーが3月30日開かれた。開放的な5カ所のテラスのほか、雨天でも景色が楽しめるガラス張りの展望施設、カフェなどを新設した。北陸新幹線敦賀開業に向け、嶺南観光の拠点の一つとしてさらなるにぎわい創出が期待される。

 レインボーラインが誇る嶺南有数の景観を存分に楽しんでもらおうと、五つのテラスには工夫が施された。三方五湖を望む「五湖テラス」は、2~4人掛けの丸いソファが置かれ、寝そべることも可能だ。「美浜テラス」は足湯に漬かりながら景色を楽しむことができ、「中央テラス」は雨風をしのげるようガラス張りの展望施設も併設。2階建ての「若狭テラス」、和菓子などを楽しめる「茶屋テラス」もある。大規模リニューアルは2019年夏に着工し、今年3月中旬に終えた。総工費は約3億1千万円で、国や県、両町が補助した。

 セレモニーには約50人が出席。戸嶋秀樹美浜町長は「景色を満喫できる工夫が随所にある。三方五湖の魅力を最大限に引き出す施設」と話し、森下裕若狭町長は「恋人の聖地としてもより発展していけたら」とあいさつした。

 早速、多くの観光客でにぎわいを見せ、三重県からカップルで訪れた大学生の男性(20)は「足湯をインスタで見て来た。景色をゆっくり眺められて大満足」と笑顔を見せていた。

 運営会社レインボーラインの石田靖彦社長は「リニューアル前よりも滞在しながら景色を眺められる。嶺南観光の核となる施設になれば」と話していた。

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