• 小浜市鯖街道ミュージアムのトリックアートの前で撮影するグループ=8日、同市広峰(佐々木紀光撮影)
  • 館内トリックアート前で撮影する男性たち=8日、小浜市鯖街道ミュージアム(佐々木紀光撮影)
  • 小浜市鯖街道ミュージアムの展示品を見学する来館者たち=8日、小浜市広峰(佐々木紀光撮影)
  • 若狭高生が開発したサバ缶、特別価格の焼きサバずしが限定販売されたコーナー=8日、小浜市和久里の道の駅「若狭おばま」(佐々木紀光撮影)
  • 「魁十八」と名付けられた行商人模型「鯖を運ぶ男」=8日、小浜市食文化館(佐々木紀光撮影)
  • 「魁十八」と名付けられた行商人模型「鯖を運ぶ男」=8日、小浜市食文化館(佐々木紀光撮影)
小浜市鯖街道ミュージアムのトリックアートの前で撮影するグループ=8日、同市広峰(佐々木紀光撮影)

 「サバの日」「鯖街道の日」の3月8日、小浜市内でサバにまつわるイベントがあった。道の駅で宇宙日本食のサバ缶詰、特別価格の焼きサバずしが限定販売され、市中心部では市鯖街道ミュージアムが開館。市食文化館では行商人模型「鯖を運ぶ男」が「魁十八(さきがけ とおはち)」と名付けられ、市民や観光客がサバをぐっと身近に感じる日となった。

 道の駅「若狭おばま」では、サバにちなんで午前10時38分に焼きサバずし(通常1296円)が380円で限定38個販売され、約1時間で売り切れた。若狭高生が開発した宇宙日本食「サバ醤油(しょうゆ)味付け缶詰」は午後0時38分から100個限定2千円で売り出され、家族の分もまとめて購入する人もいた。

 「鯖街道の日」は京都市内の商店関係者が発起人となり昨年、サバの日(3月8日)に近い第2日曜とすることに決めた。小浜市なども賛同し、京都~小浜間の6カ所で催しを開催。2回目の今年も5カ所で計画したが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、小浜ではツアーやもちつき大会、フリーマーケットなどが中止になった。

 鯖街道ミュージアム(小浜市広峰)は、小浜から京都まで鯖街道をたどるパネル、京都と関係が深い小浜の伝統行事などを紹介している。来館者は「針畑(はりはた)越え」「若狭街道」という二つの鯖街道を模した築山を歩き、トリックアート前で撮影を楽しんだ。市内の男性(70)は妻(65)と見学し「鯖街道越えに使った当時の網かごが残っているのがすごい。伝統行事など京都との近さをあらためて実感した」と話していた。

 行商人模型の名前「魁十八」は、千葉県佐倉市の男性の案が採用された。若狭に残る、京都との距離の近さを表す言葉「京は遠ても18里」から名が考えられ、名字はだれよりも先駆けて駆け抜けるという意味から付けられた。

 小浜市出身の25歳独身男性。足は速いがシャイ、などのプロフィルを参考に、市内を中心に全国各地の299人から505案の応募があった。市食のまちづくり課が絞り込んだ3案の中から松崎晃治市長が決定。中田典子館長は「小浜や市食文化館、食のまちづくりのPRへ、十八さんが活躍できるようにいろいろな企画を考えていきたい」と話した。

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