動画を収録する町観光連絡会議のメンバー=1月中旬、おおい町名田庄納田終のホテル流星館

 福井県大飯郡おおい町内の若者たちが動画投稿サイト「ユーチューブ」で観光PRを行っている。町特産のキノコをモチーフにしたキャラクター「オオイダケ太郎」が観光施設を訪問するスタイルで、番組名は「オオイダケの大冒険」。チャンネル登録者数はまだ10人(13日現在)と知名度はいまひとつだが、地道に発信を続けている。

 町内の観光施設、役場などに勤める若者らでつくる町観光連絡会議が企画した。観光関係者の連携を深めて誘客しようと2013年に結成され、会員15人が町内の催しをオリジナルカレンダーや会員制交流サイト「フェイスブック(FB)」でPRしている。

 撮影は昨年6月から開始。赤、黄、緑、青、黒色のキノコをモチーフにしたキャラクター5体が人間に乗り移ったという「オオイダケ太郎」が、アシスタントや各施設の職員とともに魅力を紹介している。

 1月中旬はホテル流星館(名田庄納田終)で撮影し、旬の「ぼたん鍋」をオオイダケ太郎がリポート。ぼたん鍋がおいしく映るよう工夫しながら撮影していた。監督、演出、シナリオ、編集を自前で行う“素人感”が魅力。カメラマンを務めた町地域おこし協力隊員の渡邊敢太さん(23)は「コンパクトに分かりやすく編集することを意識している」と話す。

 これまでに、きのこの森(鹿野)、赤礁崎(あかぐりざき)オートキャンプ場(大島)、道の駅名田庄と野鹿の滝(名田庄納田終)編を投稿。本年度最後は、道の駅うみんぴあ大飯(成海)で海鮮丼を撮影した。

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