• ワシをイメージしたイルミネーション=1日夜、小浜市下根来の鵜の瀬公園
  • 送水神事を再現したイルミネーション=1日夜、小浜市下根来の鵜の瀬公園
  • 五重塔をイメージしたイルミネーション=1日夜、小浜市下根来の鵜の瀬公園
ワシをイメージしたイルミネーション=1日夜、小浜市下根来の鵜の瀬公園

 3月2日に福井県小浜市で営まれる伝統行事「お水送り」をPRするイルミネーションの点灯が1日夜、同市下根来(しもねごり)の鵜(う)の瀬(せ)公園で始まった。今年はワシと五重塔のデザインが加わり、送水神事を再現したものを含めた3点がカラフルな光を放っている。

 同市下根来の住民有志でつくる「下根来さみどり会」が2018年から設置している。

 ワシと五重塔は、同市下根来に生誕伝説が残る東大寺初代別当、良弁(ろうべん)和尚の逸話を参考にしている。幼いころにオオワシにさらわれ、奈良県の金鐘寺(東大寺の前身)の大杉に落とされたといい、幅約3・5メートルのワシが翼を大きく広げ東大寺に飛び向かう様子を白色の発光ダイオード(LED)で表現している。五重塔は高さ約4メートル。

 送水神事も高さ約4メートルありLED約千個を使用。白装束の神宮寺住職が遠敷川に御香水(おこうずい)を注くと、水が流れるように点滅する。

 遠敷川を挟んだ県道から3点が浮かび上がるのが見え、同会の山本慶市代表(68)は「イルミネーションを通して、多くの観光客らに鵜の瀬を知ってもらいたい」と話している。

 お水送り当日のたいまつ行列直前まで、連日午後6時~9時ごろに点灯する。

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