• 大型水槽からバケツで運び出される稚アユ=29日、小浜市の県栽培漁業センター
  • 選別用の水槽からバケツに移される稚アユ=29日、小浜市の県栽培漁業センター
  • 選別用の水槽から取り出される稚アユ=29日、小浜市の県栽培漁業センター
  • 出荷された稚アユ=29日、小浜市の県栽培漁業センター
大型水槽からバケツで運び出される稚アユ=29日、小浜市の県栽培漁業センター

 福井県小浜市の県栽培漁業センターでふ化、育成された県産稚アユの出荷が29日始まった。初日の約10万匹は越前市の日野川漁協向け。飼育密度を低くしてストレスを減らしたことで発育が良く、例年より約1週間出荷が早まったという。2月末までに計約170万匹を県内各漁協に出荷する。

 稚アユは昨年10月に福井市の県内水面総合センターで採卵したものを、県栽培漁業センターに運び海水でふ化、成長させた。

 通常、大型水槽には約15万匹を入れて育てているが、一部試験的に約10万匹に抑えた。その結果、例年より発育が速く、体長5~7センチほどに育った。

 この日は同センター職員ら15人ほどが作業した。大型水槽から稚アユをバケツに入れてリレー。網が取り付けられた別の水槽で体長約5センチ以下を取り除き、大きな稚アユだけをトラックの水槽へと移した。

 今後、日野川漁協にさらに約40万匹、永平寺町の九頭竜川中部漁協に約50万匹、県内水面総合センターに約70万匹を順次出荷する。稚アユは10センチほどになるまで各漁協などで育てられ、4月下旬から5月下旬にかけて各河川に放流される。

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