戦没者をしのび手を合わせる遺族=14日、小浜市の小浜公園

 提灯(ちょうちん)をともして戦没者を慰霊する万灯祭が8月14日、福井県小浜市の小浜公園で始まった。提灯約340個に戦没者の名前を書いた短冊約520枚が付けられ、遺族らが手を合わせてしのんだ。

 同市遺族会が毎年開いている。新型コロナウイルスの影響で2年間は規模を縮小し関係者による法要のみとしていたが、今年は一般の参拝も可能となった。

 同公園内の忠霊碑周辺に、短冊を付けた提灯が並べられ、午後6時からの点灯式には遺族ら約20人が出席した。全員で黙とうをささげ、松崎晃治市長がスイッチを押して点灯。読経の中、参加者が焼香して静かに手を合わせた。同会の会長はロシアによるウクライナ軍事侵攻に触れ「争いが続けば遺族も増える。一刻も早く終結し平和を願うばかり」とあいさつした。

 万灯祭は15日午後9時まで行われ、随時参拝を受け付ける。

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