力走する選手たち=2021年9月22日夜、敦賀市総合運動公園陸上競技場

 夏場の暑さを避けた涼しい時間帯に記録に挑戦してもらう敦賀ナイター陸上競技記録会(福井新聞社後援)が8、9月に福井県敦賀市総合運動公園陸上競技場で開かれる。市内初のナイター陸上開催となった昨年は、全国大会への足がかりとなる好記録を出した選手もおり、夏の夜の快走に期待がかかる。

 2020年に改修された同競技場は、トラック舗装が青色ポリウレタンの全天候型となっている。昨年8、9月に初めて記録会を開催したところ、県の長距離界をけん引する敦賀気比高、鯖江高の選手も参加。レベルの高い記録が樹立され、全国大会出場標準記録を出した選手もいた。2選手が全国大会で入賞を果たした。

 また、陸連登録していない人も参加できるチャレンジの部もあり、一般の市民ランナーからは自分の実力を試す場となったと喜びの声が上がったという。

 今年のナイター陸上は8月24日午後4時からと、9月24日午後3時からの計2回を予定。種目は小学4年800メートルから中学生以上3000メートルまでの中長距離を今年も実施する。8月開催分では、追加種目として中学生以上100メートル、女子100メートル障害、男子110メートル障害、砲丸投げ、円盤投げ、走り幅跳び、三段跳びなども設定した。市陸協の理事長は「記録が狙いやすい夕方からの開催となっている。専門の陸上競技場で自分の力を試してほしい」と参加を呼び掛けている。

 参加費は小中高生1種目500円、一般1種目1000円。申し込みは、8月開催は同月18日、9月も同月18日まで。種目や申し込み手続きなどは協会ホームページ(「敦賀市陸上競技協会」で検索)で確認する。

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